Extra Report 14_05.

『G20シリーズ&アンサーウェッジ・パター&シドニーパターの新製品発表会に行ってきました!その5』

【G20ドライバー、こんなネタもあります】
最後に、今回頂いたカタログには掲載されておらず、
恐らく雑誌にも掲載されないであろう小ネタ的情報をご紹介。
こういったところまできちんと紹介できるのがウェブのいいところですね。

・空気力学を駆使したヘッドデザイン
 FloEFD(熱流体解析)ソフトを使用し、
 空気抵抗を最大限抑えるヘッドデザインに設計。
 振り抜きの良さとヘッドスピードアップを実現しています。

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・ウェブクラウンは今回も採用
 G5や初代ラプチャーで採用されて人気を博したウェブ・クラウンですが、
 今回のG20ドライバーでもさりげなく採用されています。
 クラウン部分を肉抜きして余剰重量を稼ぐというこの技術も、
 もはやカタログ掲載されないほど当然のものになったということでしょうか。
 初代ラプチャーの頃は透明にしてまでアピールしていたんですが、
 技術の進歩は早いものです。

・おなじみのバリアブルフェース設計
 フェース中央が厚く周辺が薄い「バリアブルフェース」設計も引き続き採用。
 ヘッドのどの箇所に当たってもボール初速が一定になるよう計算されています。
 もちろん厚さを変えることで重量が浮きますので、
 浮いた重量はソール後方などに移動させ慣性モーメントを高めています。

・顔つきがよくなりました
 ご覧の通り、前作のG15ドライバーに比べヒール側が少し膨らんでいます。
 フィッターのMさんは「K15に近いデザインになったよ」
 とピンUSAのスタッフに言われたらしく、
 「えっ!?」と思ったんだとか(笑)。実際はそこまで極端な変化ではなく、
 三角形に近かったG15よりもやや丸みを帯びた構えやすい形状になっています。

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・ミスショット時の満足度は約11%アップ
 先のブラインドテストと併せて満足度調査も行ったようなのですが、
 これによるとミスショット時の満足度がG15に比べ約11%アップしたそうです。
 フェース面の拡大などによる打感向上も原因の一つかもしれませんね。

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・慣性モーメントはK15よりも大きい
 あれだけ極端なデザインのK15より更に慣性モーメント※1が大きくなっています。
 G20ドライバーの慣性モーメントはピン社調べで4994g/cm3。
 ナイキのSUMOスクエア(黄色くて四角いドライバー)が5300g/cm3ですから、
 G20の慣性モーメントがどれほど大きいかお分かりになるかと思います。

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・重心もどんどん低下
 易しさを求め続けるGシリーズだけあって、重心はどんどん下に下がってます。
 見た目はG2の頃からさほど変わっていないようでも、
 数値を見ると一目瞭然ですね。

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そして今回の実売価格ですが、
税込みで34,965円と、かなり安くなりそうです。
いや〜、アメリカ価格万々歳ですよ(笑)。
しかし、ピンを扱っているショップがこういうことを言うと手前味噌かもしれませんが、
毎回毎回、よくもまぁちゃんと数値的な部分を向上させてくるもんですね。



G20ドライバー、最後は試打インプレッションです!お見逃し無く!

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