Extra Report 14_08.

『G20シリーズ&アンサーウェッジ・パター&シドニーパターの新製品発表会に行ってきました!その8』

【引っ掛けにくくなったG20ハイブリッド】
お次はG20ハイブリッド。
当店のフィッティングでも大人気だったG15ハイブリッドの後継です。
こちらもまた、結構見た目の印象が変わりました。
トゥに向かってせり上がるG15(左)に対し、G20(右)ではトゥ側が下がっています。正面から見るとG20はソールの丸みもアップしてますね。
ご覧の通り、トゥが高くて掴まりの良さそうな顔つきからは変わりました。
どうも左に行きそうなイメージ(つかまりすぎて引っ掛ける)を払拭したかったらしく、
ライ角もG15と比べ標準で2度フラットにしているとのことです。
(もう一点、Aさんは「G15は球が上がりにくそうに見えるらしく、
 球を上げようとして力が入ってしまう人が多かった」とも話していましたね) こうして比べてみると結構印象が違いますね。G15(左)に比べG20(右)がフラット(トゥが下がっている)になっているのも一目瞭然。
管理人は身長があるのでG15くらいライが立っていた方が打ちやすいのですが、
このくらい寝ていた方が思いきり叩いても左にいきにくいのかもしれません。
(上の写真は撮り方の関係上、G20のフェースがフックに見えちゃいますね^_^;
 実際は真っ直ぐに入っていますので、上の写真はあくまで参考としてご覧頂ければ…)
ちなみに数値的な面では1度ほど打ち出し角度が上がっているとのこと。またG15に比べフェース長は短く、バウンスも若干増えているようです(ざっくり防止)。
その他の変更点としては、わずかながらヘッドが後方に広がっていますね。
またG15は上から見ると逆三角形のような形状でしたが、
G20ではトゥ側がやや丸みを帯びた形になっています。

ちなみに数値的にはヘッド体積が約8%大きくなっているとのこと。
これにより慣性モーメントが大きくなったので球のばらつきが少なくなっているようです。

構えてみると、フェースが短くなり、ライがフラットになったからか少し違和感がありました。
「自分はスライサー、G15で球が捕まって上がるようになったよ」
という方はちょっとびっくりするかもしれません。
見た目的には中〜上級者が好む方向に進化したといった感じですね。

実際に打ってみると易しさは変わっていませんでした。ポンポン球が上がります。
G15ハイブリッドには相当ラフやフェアウェイバンカーから助けてもらいましたが、
今回もレスキュークラブとしての能力は折り紙付きと言えるのではないでしょうか。
ソール、ネックはこんな感じです。ネック部分には切り込み(ノッチドホーゼル)が採用されていました。
ピンのアイアンがライ角調整できるのはこのノッチドホーゼルの存在も大きいのですが、
今回はG20ハイブリッドにもこの機能が搭載されていました。
まだ確認は取れていませんが、恐らくライ角調整できるものと思われます。
G15の頃は「ライ角調整できないの?」とかなり多くの方から聞かれましたし、
ピンとしても同様の要望が多かったのでしょうね。

フェアウェイウッドやドライバーとは別の方向に進化した感じがあって、
ハイブリッドの変更点を探すのはなかなか楽しかったです。



打感・飛距離共に向上!G20シリーズ、最後はアイアンにクローズアップ!

このページについて呟く このページをフェイスブックで友達に紹介する