Extra Report 14_10.

『G20シリーズ&アンサーウェッジ・パター&シドニーパターの新製品発表会に行ってきました!その10』

【あの名作シャフトに後継モデルが登場!その名は「CFS」!】
最後にシャフトですが、
今回はピンの名作スチールシャフト「Z-Z 65」に後継モデルが登場しました。
その名も「CFS(Control Feel Stability)」シャフト。
電撃登場した「CFS」シャフト。完全な新作シャフトならともかく、まさか「Z-Z 65」に後継モデルが出るとは思わなかったですね。完全に予想外でした。
さて、このシャフトが生まれた経緯ですが、今から2年ほど前、
ピン本社にピンのユーザーさんから「一番いいアイアンのシャフトは何ですか?」
という質問が届いたそうです(Aさん曰く「非常にシンプルだけど難しい質問」)。

で、ピン本社のエンジニアが各地で市場調査してみたところ、
最もユーザーからの評価が高かったのがなんと現行シャフト最古参の「Z-Z 65」

「Z-Z 65」はフレックス設定がSのみ
(トルク等のスペックからSとされていますが、元々他のフレックスが無い)
先祖モデルの「ZZ Lite」が初代EYE2やカーステンアイアンにも装着されていた、
など、非常に歴史の古いモデル※1
あまりに古いシャフトなので後継モデルが出ることは想像していませんでしたが、
評価の高いシャフトを改良するのは当然といえば当然。理には適っています。
そこでピン社では現行アイアンにマッチするよう「Z-Z 65」を改良。ISIアイアンの標準シャフトだった頃から考えると、なんと14年ぶりのモデルチェンジです。
ちなみに今回のモデルチェンジでフレックスは4種類に分けられ、
軽量なものから重いものまでラインナップ。

ヘッドスピードに応じたスペックを選択できるようにすることで
「Control(コントロール)」性を高めました。

そして次の「Feel」は、新しいステップ※2デザインがもたらすフィーリングの違いを表します。
AWTやZ-Z 65とは微妙にステップの入り方が違っていて、
確かに打ってみるとどちらとも違うように感じます。
個人的にAWTは「ボヨ〜ン」とした感じ(急な切り替えしにすぐ反応してくれない)
の印象なんですが、CFSはSやRでも割としっかりした感じで、
多少早めに切り返してもヘッドが返って
くれました。

最後の「Stability」はチップ(先端)側の補強が表す「安定性」を指しています。
先ほど「SやRでもしっかりした感じ」と書きましたが、
これは恐らくチップ側に施された補強が効果を発揮している
のかなと。
重さやトルクは変えずにヘッドの暴れを抑えられるように努力している
試打の際はそんな印象を受けましたね。

CFS、自分はかなりの名作シャフトではないかと感じています。
「Z-Z 65」特有のフィーリングは残したままフレックスが選べて、
なおかつヘッドの暴れが少ないとなると、これはやはり魅力的。

AFS(フィッティング用のセット)用のシャフトが届いたら、
もっとしっかり打ち比べてリシャフトを検討してみようかなと思っています。



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