Extra Report 15_04.

『i20シリーズの新製品発表会に行ってきました!その4』

【ウッド、アイアン類の変更点は?】
まとめが終わったら間髪いれずに次の項目が表示されました。
ドライバーと同様、上級者がウッドやアイアンに求めるものは何なのか、
というところから入っていくようです。
球の高さをコントロールしたり、球を曲げて目標を捉えたり…。やはり上級者ならではの要望という感じがしますね。
ほぼティグラウンドでしか使わないドライバーに対し、
ウッドやアイアンは深いラフなどでも使っていかなければなりません。
そんな状況でも上級者はグリーンを狙っていく必要があるわけで、
過酷な状況でも球を「操作」できることが非常に重要な価値を持ちます。

そして次に…
ドライバーと同様、重要視する4つの要素が表示されます。ドライバーには「重ヘッド」や「形状」が含まれていましたが、これが「見た目」や「オフセット」に置き換わっています。
この中で「?」と思ったのは「シャフト軸のMOI(慣性モーメント)」ですね。
ジョンK社長の説明にも「シャフト軸に対するMOIを低く設定する」という言葉があり、
これが何なのか、またどのように操作性向上に結びつくのか気になるところです。



【i20フェアウェイウッドの特徴】
重要な4つの要素の次に表示されたのが「i20フェアウェイウッドの特徴」です。
ご覧の通り、G20に比べ小ぶりで僅かに重心も高く、低く強い弾道を打つのに適している感じですね。ロフトのラインナップも5番までとG20より少なくなっていました。
まずG20との大きな違いはヘッドのサイズで、
i20の方が小ぶりな分きついライに対応しやすくなっているとのこと。

また重心も高く、浅く設計しているため強い弾道を打ちやすいそうです。
ラフからも高く打ち出したい場合はG20との比較検討が必要、といったところでしょうか。

そして気になる「シャフト軸に対するMOI」ですが…
このような画像を表示して説明してくれました。「シャフト軸に対するMOIが低い」とは、「スイング中にフェースの開閉がしやすい」と捉えれば大体問題ないようです。
要するに、フェースの開閉(クローズにしたりオープンにしたり)がしやすいですよ、
ということのようです。なるほど、これはまさに「操作性」ですね。

併せて「ヘッドの形状に対しての慣性モーメントは高い」という説明もありましたが、
これは「ミスヒットに対しては強い」ということでした。
ちなみにタングステンウェイトは使用されていないそうで、
ソールの「それらしい」ものは単なるデザインだそうです(^_^;)

i20ドライバーと違ってウェイトが採用されていないのは、
恐らくウェイトを付けると慣性モーメントが大きくなりすぎるからでしょう。
小さなヘッドで低く強いコントロールショットを打ちたい、
i20フェアウェイウッドはそんなゴルファーに適しているクラブのようです。



【i20ハイブリッドの特徴】
そして次に説明があったのはi20ハイブリッド。
ぱっと見のデザインは(色を除いて)それほど変わっていないようですが、
この説明によるとフェース長が短くなり、ヘッドがコンパクトになっているようです。その分重心距離が短くなり、慣性モーメントも低くなりました。ちょっと難しめかな?
やさしさを高めたi20ドライバーに比べ、フェアウェイウッドとハイブリッドは
軒並みヘッドが小ぶりになって操作性を前面に押し出したつくりになっていますね。

特にハイブリッドはより過酷な局面で使われることが多いからでしょうか、
G20に比べ慣性モーメントが大幅に下げられています。
強烈なドロー、木を回り込むようなフェードなど、
色々な打ち方ができる方にとっては戦力になりそうです。




次はi20アイアン!オフセットも小さくなってより扱いやすく!

このページについて呟く このページをフェイスブックで友達に紹介する