Extra Report 22_01.

『GMaxアイアン登場!100切りを目指す方にお勧めのやさしさ満載モデルです!』

【ついに発表、PINGの2015年新モデル!】
お待たせしました!情報はある程度掴みつつも、
公開日が決められているためおおっぴらに発信できず…
よう〜やく公開できます!

ピンが送る2015年秋の新商品は…

GMaxアイアン!

究極のやさしさを追い求めて設計された、
100を切りたい方にこそ使って欲しいモデルです。
詳しい機能についてはこのページで後述します。




iアイアン!

見た目はこれまでのiシリーズ中トップクラスのシャープさでありながら、
ソールが大幅に広くなりやさしさがアップしました。
トップレールも面取りされて方向性がつけやすく、
上級者好みの外観に初心者でも扱えるやさしさを備えたモデルです。




グライドウェッジ ES(EYE2 Sole)!

大人気のグライドウェッジにEYE2タイプのソールを備えたモデルです。
標準モデルに比べオフセットが7割も大きく、かつホーゼルを絞るように細くして
「砂に入りやすくかつボールは拾いやすい」ウェッジに仕上がっています。




ケーデンス TRパター新作3種!

今シーズン発表でありながら既に4勝と実績十分なケーデンスパター。
このモデルにもセミマレット2種、大型マレット1種が加わります!
特に人気モデルの「クレイジー」が追加されたのは嬉しいですね。


と、合計4種類の新商品が発表されました!
どれもGシリーズとは違って曲者揃いと言いましょうか、
個性的な面々が揃ったなぁという気がしています。
まずは見た目的にもインパクトのあるGMaxアイアンを紹介していきますね。




【究極のやさしさを求めたGMaxアイアン】
このモデルは「G」の名を冠してはいるものの、
位置づけとしてはカーステンアイアンの後継となります。
よってコンセプトはずばり、
究極のやさしさ
と言い切ってしまっても良いでしょう。
GMaxアイアンの特徴をわかりやすく箇条書きにしていくと…

飛距離を伸ばし、かつ高弾道を得られる「コア・アイ・テクノロジー」
ダフりに強くかつ抜けの良い「ワイドソール」
初心者でも球を捕まえやすい「グースネック」
左右上下のミスヒットに寛容な「超大型ヘッド」
容易に高弾道が得られる「軽量カーボンシャフト」

いかがでしょうか。 ゴルフをラクにしてくれる要素がこれでもかと詰まっていますよね。
それでは、画像を見ながら各要素に迫ってみましょう。




【GMaxアイアン最大の特徴「コア・アイ・テクノロジー」とは?】
まず今作最大の特徴ともいえる技術、
コア・アイ・テクノロジー(COR-Eye Technology)についてです。
これはわかりやすく言ってしまうと、
インパクトの衝撃でフェースをたわませ、戻る力を利用してボールの初速を上げる
という技術になります。

アイアンのフェース面の反発係数はルールで規制されています。
よって、高反発な素材を使うことで反発力を上げることはできません。

そこでピンは素材自体はごく一般的な17-4ステンレスから変えず、
フェースそのものがばねのように働く構造を研究・開発したというわけです。
全体が綺麗にたわむよう、トップレールからソールに至るまで各所が薄く設計されている。
フェース面だけでなく、ソールやトップレール部分まで連動してたわんでいる。
この技術の採用でフェースのたわみは前作比(カーステンアイアン)2倍にアップ。
その結果得られたのは大幅なボール初速のアップでした。

これはつまり…
飛距離の増加、高い弾道、そして適正なスピン量を得ることができ、
「飛んで止まる」ボールが打てる
ことを意味します。

ちなみに数値的には最大で
ボール初速が1.34m/sアップするというデータが得られています。
どちらかというとフェースの上面やトゥ側でヒットした際に、
より反発力が大きくなる傾向があるようですね。

また、G30とGMax、カーステンの7番はロフトが同一ですが、
G30とカーステンに比べてGMaxの方が弾道は1.3ヤードほど高いそうです。




【ロング〜ミドルアイアンを打ちやすくする工夫も満載】
また、球に高さが必要な4番〜8番アイアンのヘッドに関しては、
製造工程で独自の熱処理を加えて強度を高めています。
これは通常の熱処理に比べ
約40%ほど高強度なフェース
にできるため、必要以上に力を込めなくても自然と球が上がり、飛んでくれます。

おまけに4番〜6番に関してはスイングバランス自体も軽めに設計。
これはインパクト時にフェースをスクエアに戻す効果があり、
右へのミスを軽減しながら初速アップを図ることができます。
よって、これまた必要以上に力を込めなくても振り抜けるというわけです。

ロフトをストロングにする(立てる)だけだと
初速は上がるが打ち出し角が下がり、スピンが足りずにグリーンで止まらない
といった事態に陥ります。

しかし、たわみの強い高強度フェースのヘッドで、
力を入れなくとも軽く振り抜けるスイングバランスであれば…
初速が上がり、打ち出し角度も高くなります。その結果、スピン量が適正となりグリーン上で止まる
のです。

軽く振り抜けてよく飛んでくれるロング〜ミドルアイアン。
広いソールでダフりにくく、グリーン周りで扱いやすいショートアイアン。
ここまでの情報だけでも
GMaxアイアンには、スコアが上がらない理由が無い
ということがお分かり頂けるのではないかと思います。

おっと、オフセット(グース)の度合いはカーステンアイアンに比べ、
5番で約3.5%、7番で約4%、PWで約8.5%多くなっています。
全体的に掴まりが良くなったため、一層右へのミスは出にくくなりましたね。




【更にやさしさを高める新設計のCTP】
GMaxアイアンの魅力はまだあります。

ピンのアイアンにはフェース背面にカスタム・チューニング・ポート(CTP)という、
ウェイトを入れるためのスペースが設けられている
のですが、
GMaxアイアンのCTPは従来モデルとデザインが大幅に異なっているのです。
従来モデルより更に重心が深く!
いかがでしょうか。ウェイトがフェースと密着していないのがわかると思います。
このような設計だと、GMaxアイアンのヘッドの重心はG30アイアンよりも
フェースから離れた位置になりますよね。

その結果、何が起こるのかというと…
芯を左右に外しても曲がりにくく、多少ダフっても球が上がりやすく
なるんです。

何故そうなるかという理屈は物理のお勉強になってしまうのですが、
ゴルフ用語で説明するなら

「重心深度が深くなったため左右の慣性モーメントが大きくなり、
 インパクト時のロフトも大きくなった」


といった感じになります。
難しいことを書いてしまいましたが、要するに
GMaxアイアンは、G30よりもカーステンよりも、球が上がりやすく曲がりにくい。
ということですね。




【G30アイアン、カーステンアイアンとの数値的な比較】
続いては数値データで比較してみましょう。
GMaxアイアンと前作カーステンアイアンとの比較では、

左右の慣性モーメント:GMaxの方が4.3%大きい
上下の慣性モーメント:GMaxの方が2.3%大きい
オフセット:GMaxの方が5番で3.5%、7番で4%、PWで8.5%多い
バウンス:GMaxの方が2度多い


という結果が出ています。

一方、現行モデルのG30とGMaxアイアンの比較では、

左右の慣性モーメント:GMaxの方が11.5%大きい
上下の慣性モーメント:GMaxの方が10.0%大きい
ブレード長:GMaxの方が5番で2.94%長く、7番で2%、PWで0.38%長い
ソール幅:GMaxの方が4番で2%広く、7番で22%、PWで28%も広い
オフセット:GMaxの方が5番で15.3%、7番で30%、PWで35.7%も多い
バウンス:5番はGMaxの方が2度少ない


という結果が出ています。

G30より大幅にやさしくなっているのはもちろんのこと、
前作のカーステンと比較してもかなりやさしくなっているのがわかりますね。

よって、まとめとしては…
100を切りたければGMax。
という結論で〆させていただこうと思います(笑)。

ちなみに初心者限定モデルというわけでは全くありません。

今まで以上に飛ばしたいシニアの方にはこれ以上無いほどフィットするはず。
また、パワーのある女性の方にもこのモデルは最適です。
ラプソディアイアンと違ってシャフトの選択肢がありますしね。

フィッティングの際はかなりの方にお勧めできるのではないかと、
今から試打クラブが届くのを楽しみに※1しています。




次は気になるiアイアンについてクローズアップ!

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