Extra Story 03.

『My Day!!(マイ・デイ)』

1959年に完成し、ヒール・トゥバランスという考えをカタチにした『 1-A 』。
1966年に完成し、パターメーカーとしての高い地位を確立した『 Anser 』。
ピンの創業者、カーステン・ソルハイムはそれ以降も様々なパターを生み出し、
多くのゴルファーに勝利の喜びを提供してきました。
ピンのちょっと小噺、第3話は『 My Day 』についてお話していきましょう。

1970年代の話です。カーステンは新作のパターを自宅に持ち帰っていました。
というのも、この新作のパターにはまだ名前が付けられていなかったのです。
『 さて、このパターにはどんな名前を付けてあげようか。 』
新作のパターで試打をしながら、ぴったりのネーミングを考えるカーステン。
頭の中には色々なパターの名前が渦を巻いていたことでしょう。

その時、隣では彼の娘がその新作パターでパッティングを楽しんでいました。
カップに吸い込まれるように次々と入るボール。
楽しそうな娘の姿に目を細めるカーステン。
その時、彼女は嬉しそうに『 My Day !! 』と叫んだそうです。

この言葉の響きにピンとくるものがあったのか、
カーステンは娘の喜びの声をそのままこのパターの名前にしました。
その名もズバリ、『 My Day(私の日) 』(※1)
このモデルは今でも『 G2i 』や『 G2 』などのパターにラインナップされ、
パッティングの楽しさ、カップインすることの楽しさを今に伝えています。

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