ピン(PING)のおはなし 商品名の由来1。

ピンの全商品をまとめるととんでもない数になってしまうので、
一部の商品の名前の由来を紹介していきます。

まずは数あるピンパターの中でも名作との誉れ高い『 B60 』。
現行のG5iパターでもラインナップされている人気商品です。
この『 B 』という頭文字は、このパターを上から見た時の形状から来ています。
ちなみに最初からBというアルファベットに似せようとしたわけではなく、
機能を固めていくうちに自然と『 B 』の形になってしまったそうです。
まずデザインありき、ではないところが無骨なピンらしいですね。

次はG5iパターで新たに追加ラインナップされた『 Ally 』。
古くからあるモデルですが、B60とは異なりきちんとした起因があります。
それは「整列」や「（機械などの）調整」を意味する英単語の「Alignment(アラインメント)」。
視覚効果で正確なパッティングをイメージさせるということなのでしょうね。
ピンゴルフジャパンのスタッフの間では、通称『 新井さん 』と呼ばれているとか。

そして次は競技志向ゴルファーの方に人気の『 S59 』。
これはゴルファーにとって夢のスコアともいえる「59」を実現するためのアイアン、
というコンセプトを元に命名されています。
ちなみに『 S58 』はそのひとつ上を行く、という意味です。
『 S57 』ともなるとさすがに現実味がなくなってしまいそうなので、
もしかしたらネーミング変更もあるかもしれませんね。
『 S59 』 『 S58 』共に方向性が良く、スコアメイクに秀でる名器。
クラブの特性にピッタリ合った、いいネーミングだと思います。

また『 G2 』 『 G5 』などの『 G 』は『 ジェネレーション 』の『 G 』です。
これは『 世代 』を意味する英単語で、進化し続けるピンのクラブにピッタリな気がします。
『ジェネレーションファイブ・ドライバー』という響きは、
普通に『ジーファイブドライバー』と呼ぶより響きがいいですね。
次のモデル名は『 G6 』 『 G7 』と続いていくのでしょうか…。(※1)