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ショートアイアンやウェッジのライ角について






ミドルアイアンやロングアイアンは方向性バッチリ。
さすがピンのフィッティング!素晴らしい!

と思って実際にゴルフ場でラウンドしてみると、
なぜかショートアイアンやウェッジで微妙に左にひっかける…。
そんな経験のあるゴルフ上級者の方は意外と多いのではないでしょうか。

これはコンパクトなスイングで小さい目標を狙うことができる、
上級者の方が陥りがちなフィッティングの落とし穴なんです。
その理由と対策をこのページでは紹介していきたいと思います。

「トゥダウン」の度合いが大きな分かれ目に

まずは短いクラブでひっかけてしまう原因から説明していきましょう。

フィッティングの際は7番アイアン(以前は6番アイアン)でフルスイングします。
当然フルスイングの場合はトゥダウンの度合いが大きくなりますので、
コンパクトなスイングをした時と比べアップライトなライが必要になります。
下の図解をご覧ください。



いかがでしょう?ショートアイアンやウェッジでひっかけてしまう、
最たる原因がこのトゥダウンに関する問題です。

しっかりフルスイングした時はそれほどひっかけは出ないと思いますが、
狙いを定めてコンパクトにスイングした時にひっかけが出やすくなるので、
原因がわからず悩まれている方も多いことと思います。
そこで当店が上級者の方にお勧めしたいのが、

『ショートアイアン、ウェッジのみライをややフラットにする』

という対策です。

それって大丈夫なの?

実際にフィッティングスタジオ等でフィッティングされた方は、
こういった番手ごとにライを変えるという考えに抵抗があるかもしれません。
しかし、実はピンと契約を交わしているPGAツアープロの間ではごく一般的で、
以下のピン契約プロが番手ごとにライ角を変えています。
(2008年2月22日時点のピン公式サイトによる情報です)

 ハンター・メイハン
   使用アイアン:S58
   #3〜#6     ライ角:0.75度アップライト
   #7〜#9,PW  ライ角:スタンダード


 バッバ・ワトソン
   使用アイアン:S59、ツアーウェッジ
   #2〜#9,PW  ライ角:2.25度アップライト
   54度,60度   ライ角:0.75度アップライト


 ダニエル・チョプラ
   使用アイアン:S59、ツアーウェッジ
   #2,#4〜#9,PW  ライ角:0.75度アップライト
   54度,58度     ライ角:スタンダード


 ケビン・サザーランド
   使用アイアン:i3+、iウェッジ
   #3〜#9,PW  ライ角:0.75度アップライト
   56度,60度   ライ角:スタンダード


 ヒース・スローカム
   使用アイアン:i5、ツアーウェッジ
   #3〜#9,PW  ライ角:0.75度アップライト
   54度      ライ角:スタンダード


 ジェイソン・シュルツ
   使用アイアン:i3+、M/Bウェッジ、EYE2
   #4〜#9,PW  ライ角:2.25度アップライト
   54度,60度   ライ角:0.75度アップライト


 テッド・パーディ
   使用アイアン:i5、S59、ツアーウェッジ
   #3〜#9,PW  ライ角:0.75度アップライト
   54度,60度   ライ角:スタンダード


 ライアン・ムーア
   使用アイアン:ラプチャー、S59、iウェッジ
   #4〜#9,PW  ライ角:2.25度アップライト
   54度      ライ角:0.75度アップライト


 ジェフ・マガート
   使用アイアン:i3+ブレード、ツアーウェッジ
   #2〜#9,PW  ライ角:0.75度アップライト
   54度,60度   ライ角:スタンダード


 DJ・ブリッグマン
   使用アイアン:S59、ツアーウェッジ
   #3〜#9,PW  ライ角:3.00度アップライト
   54度      ライ角:2.25度アップライト



いかがですか?
わかる範囲だけでもかなりの数のプロがライ角を調整していますね。
フィッティングの時に各番手のライ角まで細かく決めることはないので、
これは初めて聞いた、という方も多いのではないでしょうか。

どの番手から変えたらいいのか?

ウェッジのみライをフラットにする、というのが一般的ですが、
上で挙げたハンター・メイハンのように7番アイアンからフラットに
しているプロもいます。ひっかけたくないな〜と感じるクラブから、
0.75度〜1.5度ほどフラットにしていけばOKかと思います。

また、ドロー系のボールに比べフェード系のボールはランが出ないので、
グリーン上でピタリと止めたい、と考えている方は7番くらいからライを
フラットにしてもいいような気がしますね。

こういった細かいライ角指定を入れて注文ができるのもピンならでは。
このページは「上級者のピン」ですが、初心者の方もぜひ参考にして
いただきたいな〜と思っています。




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