ピンはもともと海外での使用率が非常に高いクラブメーカーです。
特にUS女子、ヨーロピアン女子ツアーの使用率は驚異の高さを誇ります。
…と言われても、日本だとあまりピンの名前を聞かないので、
この話はにわかに信じがたいかもしれませんね。
では、先日(2006年7月末)行われたエビアンマスターズでの使用率を見てみましょう。
いかがでしょうか。ドライバー、アイアン、ウェッジの3部門で使用率トップ、
パター、ハイブリッドの2部門で使用率2位、フェアウェイウッドでも使用率3位と、
強豪揃いの海外女子ツアーでも非常に高い使用率を示しています。
『PINGといえばパター』という日本のイメージとはかなりギャップがありますね。
ちなみにこのツアーの優勝者は「PING G5i Ug-Le」を操るカリー・ウェブ選手。
2位のローラ・デービース選手もPING G2 HLアイアン(#2)を愛用しています。
単に使用率が高いのではなく、キチンと実績も残しているのです。
ただ、ピンの使用率がこれ程までに高い理由は、
その性能以外にある気がしてなりません。
それは、30年以上に渡って磨かれ続けてきたピンのフィッティングノウハウ。
身長や腕の長さ、使う人のクセに合わせてクラブをカスタムする技術。
ピンのフィッティングが自分の潜在能力を引き出すということを、
海外のトッププロは今までの経験から十分に理解しているのでしょう。
使用率トップはピンのフィッティング技術への信頼の証なのかもしれません。